「世界一エモい、能率手帳ゴールドの使い方」のはなし
はじめに
趣味と仕事のために手帳を初めて、17,8年くらい。ようやくフォーマットが落ち着きました。 楽しくないと継続しないというのがとにかく痛感したこと。
そんな私の、能率手帳ゴールドの楽しい使い方をご紹介。
ウィークリー
左側を「3行日記」、右側を「フォトマガジン」スペースに。
※本体はどのページにも個人名や刺激的なことが書いているので写真はダミー
実物はこんな感じ。
運用方法
- イベント、出来事、感情の揺らぎがあったらとにかくiPhoneでスナップ写真を撮る
- 1日の終りやその都度に、日記を書く(1日3行まで)
- 「自分しか見ない」前提で感情のままに文字を発露することが大事
- 1週間の終わりにスナップ写真をまとめてシールプリント、ウィークリー右側に添付
写真があると「適当に読み返すこと」が飛躍的に楽しくなる。
ガントチャート│筋トレ記録
予定を◯で記載、実行したら塗りつぶして●にして記録。
メモ帳│読書記録
読んだ本ではなく、買った本ベースでラベルプリント(25mm幅)。 その当時、どんな分野に興味があったのか、どの程度の読書モチベーションがあったのかが可視化出来るのがポイント。
手帳本体とは別紙なので、翌年以降も引き継ぎ可能。足りなくなったらこれだけ買い増しすればOK。
手帳使用者(私)の背景
- 年齢:30代半ば(♂)
- 過去の使用手帳:ジブン手帳、NOLTY ウィック1、能率手帳ゴールド、ロイヒトトゥルム(バレットジャーナル)、ほぼ日手帳(avec)、などなど
- 性格:凝り性、細かい、飽きっぽい
手帳周りの構成、役割は?
- 能率手帳ゴールド│日記、写真を使った「その時の感情・イベント」を思い起こすインデックス
- NOLTY A5 ウィークリー│プロジェクト、TODO、メモを週間ベースで管理(主に仕事用)
- Google カレンダー│スケジュールの管理
筆記具はジェットストリームの4色ボールペン、マイルドライナー、定規。
この手法に行き着いた訳、メリットなど
3行日記は岡田斗司夫氏のメソッドが元ネタ
- 1日の出来事、特にプラス要素の事を手書きで記録することによって成長を実感できる
- マイナス感情のはけ口を手書きすることにより、ストレスのガス抜きができる
- 上記を日々行うことにより、脳内にバッファ(余裕・余白)を持つことができる
この3点が大きなメリット。 3行日記についての興味がある人は「あなたを天才にするスマートノート」を参照。
- 作者: 岡田斗司夫 FREEex
- 出版社/メーカー: 株式会社ロケット
- 発売日: 2014/01/06
- メディア: Kindle版
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- 作者: 岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 23人 クリック: 1,529回
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男性ビジネスマンにもおすすめしたい
プリクラを貼り付けている様で抵抗がる人もいそうだけれど、年齢性別問わずおすすめしたい。
- エモーショナルな発見や体験こそ仕事に活きてくる
- それらを記録するには、テキストも有効だが写真の方がより鮮明
- スマホに記録されているだけでは見返す機会が少ない
- 週末などに仕事を一旦離れて「内省できるタイミング」が生まれる
純正GTDの手法ほどではないけれど、出来事の週間レビュー的な意味合いでも有効。 実体を伴っているので、過去を遡っての見直しも容易。
GTDについてはこの本を参考に
- 作者: デビッド・アレン,田口元
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2015/11/26
- メディア: 単行本
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能率手帳ゴールドを使ってそれを実行する理由は?
- 小型であり、携帯性が高いのでいつでも書ける持ち運べる
- 高価ではあるが、その分特別な所有感がある
- 小さいが故に書き込める範囲が決まっている、フォーマットがある
フォーマットが決まっている、小さい、という不自由さもこの運用では全てメリット。 ほぼ日のような書き込み範囲が広い手帳を持った時にありがちな「埋めなきゃ」という脅迫観念もない(実体験による)
能率手帳ゴールドの高価さがネックになっている人は、同じフォーマット・サイズの「能率手帳1」で試してみると良いかと。
写真シールの印刷はラベルプリンタでラクラク
Brother社のカラーラベルプリンタ VC-500Wを使用。メーカーページはこちら
メーカーによる説明動画
Amazonでの商品詳細
良いところ
- スマホと無線接続、アプリからだけで印刷できる(PCレス)
- 9mm〜50mmのラベルに対応、自分好みのサイズで作れる
- シールとして出てくるので、糊付けやカットなど不要(プリクラ感覚)
- 純正アプリでトリミング、補正、レイアウト、テキスト挿入など自由自在
- ラベルが光沢なのでキレイに見える、耐久保存性もある
- あくまで「ラベル」なので薄い。手帳に貼っても厚みが出にくい
悪いところ
- 純正スマホ用アプリの使い勝手が悪い(慣れると気にならない)
- 写真を複数一気に選択してレイアウト出来ない
- 写真選択時の表示順が制御出来ないのでピックアップが少し面倒
- 本体+テープで2万円前後の初期投資が必要
- 消耗品のテープが割高(50mm幅で5,000円前後)
- 発色がイマイチ、特に赤系(コンビニの写真印刷より1.5段落ちる位)
とにかく便利。これが無いとこの仕組が成り立たないレベル。
アプリでの写真選択は、デフォルトの「カメラロール」アルバムと別なアルバムを作っておくと楽。
※改善要望はメーカーに意見として送信済。 内容は「写真選択時のソート順の新設」「写真トリミング時の自動サイズ変更の廃止」
おわりに
世界一エモい?
すみま盛りました。もっとエモい手帳作ってる人はゴマンといると思います。
- 思ったことを感情のままに、飾らずテキストで書く(3行日記)
- その時の思い出や出来事を、想起しやすい手近な場所にグラフィカルに残す(フォトマガジン)
ということが出来るので、世界一エモいのです(自分の中で)。 あとほぼ日手帳とかでは近いことをしている人いましたが、能率手帳ゴールドでは見かけなかったので。
温かい目でご査収ください。