高い焼き肉が食べられない(食べたくない)
ただの愚痴日記である。
高い焼き肉が食べられない。
高級=脂が多い
というのが分かりやすい「美味しい」の方程式なのだろうが、本当にダメだ。
最近、接待で地場の有名らしき店に行き、特選コース的な最上位メニューが頼まれた。
一口。
ダメだ。脂が多い。やわらかすぎて気持ち悪い。
カルビだろうが、タンだろうが、ロースだろうが、全部同じに思えるくらい。
周りが「柔らかい!」「脂のってるねー」
私の心の中は
- 「松屋の牛焼き肉定食がいい」
- 「あの薄っぺらで硬い肉に、タレをドバっとかけてご飯をかきこむ」
- 「それぐらいがちょうどいいんだよ」
と思いつつも「美味しいですねここのお肉!次は家族で来てみたいなー」と調子を合わせる。 そして運ばれない限り(自分が焼き係の時は尚更)、ほぼ手をつけない。
- 本当に美味しい焼肉屋を知らないから
- 普段から食べ慣れていないから
なんて一般的な理由をつければ片付く問題だし
- 仕事としての接待なんだから、そんな事考えてるのは時間の無駄
ごもっとも。
しかしその場で思ってしまうんだからしょうがない。 気づくと取り皿に焼き奉行がベストタイミングで焼き網からすくい上げた肉たちが渋滞している。
「美味しいよ!食べて!」
肉たちの声が聞こえる。分かった。食べるよ。 出されたものは食べきるように教育されたし、それが食材に対しての最低限の礼儀だ。
- 「焼き肉が苦手」ということをちゃんと表明して、オーダー時に減らしてもらったら?
- その方が環境にも優しいし、周りもそれくらい理解してくれるよ
ごもっとも。面倒なだけなんだ。
攻撃的な他意なんて本当に無いのだけれど
「なぜみんな、肉だけを食べ続ける事ができるんだろう?」
というのは焼肉屋に来るといつも思ってしまう。
肉3枚、ご飯1膳、味噌汁、つけもの
これが私の最適解。
- それは接待の時じゃなく、プライベートで食べる時にやれ
ごもっとも。
焼き肉って接待で使うには1人〜2人は焼き人足に取られるし、どうなの?とも思う。
- 焼くやつは大概下っ端
- 話のある上席たちは、食べるだけだから談義も出来る
- 下っ端の人間は、喋らなくても「焼きの仕事」があるから実はやりやすい
- そういう動きの機微を上の人間は見ている
ごもっとも。自分も新人の時代は恩恵を受けた。
焼き肉は悪くない。悪くないんだよ…
焼き肉を流しそうめんでは代替できないのか?
- 上流は上司、下流は下っ端というヒエラルキーが明示される
- エンターテイメント要素があり、会話が盛り上がる
- 胃もたれしない
- 好き
本日は以上です。さようなら。